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一般家庭

~プライベートな避難生活のご提案~
集団避難場所での避難生活のスペースは一人1畳といわれています。これは座る、寝るという生活がギリギリできるスペースです。

2004年、新潟県中越地震の体育館での集団生活を調査した結果、
体育館の照明が余震で揺れて怖かった。
いびきがうるさくて寝られなかった。
夜中にトイレにいく人の音が気になった。
夜泣きが気になった。
など、睡眠が十分に確保されない現状がありました。夜中の不安や不満を避けて車中の避難生活をされた方や、夜中のトイレを我慢するために水分を我慢された方がエコノミークラス症候群になったり、体調を崩されていました。同時に、自宅を留守にする不安も多く、自宅のそばで生活したい希望が多くありました。

そこで開発されたのがオクタゴンです。オクタゴンは屋外で使用可能なプライベート空間です。
極度な緊張状態の家族同士が、気持ちに少しでもゆとりをもって支えあっていけるように、オクタゴンは一家族用のサイズ(6.5畳10.86㎡)で開発されています。
オクタゴンによってプライベートな避難生活が可能となります。

集団での避難生活が無理な方がいるご家族や、ペットとともに過ごしたい方、自宅のそばで避難生活をされたい方など、災害時の不安を解消できます。
避難生活開始後の1~2ヶ月が最もエコノミークラス症候群の発症や体調の悪化を招くと報告されています。仮設住宅ができるまでにプライバシーを確保することによって家族を守ることができます。特に、お子さんやおじいちゃんおばあちゃんなどの特別配慮が必要な方に、落ち着ける空間を準備してあげることが大切です。

■オクタゴンの活用方法
準備
オクタゴンを設置します。人手が足りない場合はボランティア本部へ人員の希望をだしましょう。また、地域の方に手伝っていただきましょう。

使用例①
プライベートな空間です。睡眠が確保されます。非常食を食べ、暖まり、家族で話をしましょう。そこから少しずつ生まれる気持ちの余裕で、段ボールだけの殺風景なオクタゴンをアレンジしましょう。自宅で身のまわりにあったもの(貴重品、大切なもの、おもちゃ、雑誌、小物など)を持ち込み、家族の今までの日常に近づけましょう。

使用例②

家財置場としての使用しましょう。
避難生活者の多くが、自宅のそばでの避難生活を望んでいます。気持ちが落ち着くことに加え、家財道具を見守ることができるからです。もしご自宅が倒壊して しまった場合、セキュリティがない家から離れることは大変な不安であり、ストレスになります。また、雨に弱い家財道具がほとんどです。
能登半島地震では、親戚の家に預けるか仕方なく処分するしかなかったという話をお聞きしました。オクタゴンがあれば、自宅の近くで電化製品などや思い出の詰まったものなどと共に避難生活が可能です。


被災時には、自分の空間がありません。
そこで空間を備蓄する。オクタゴンはそんなニーズにお応えする新しい備蓄用品です。



■提案!プライバシーの確保と同時に、座ることを快適にしませんか

長期にわたる避難生活の中で、人はほとんど座って、横になって生活します。オクタゴンでは「床」の重要性に着目し、程好い固さで生活しやすくまるでベッドマットのような床を採用しています。お勧めです。

座ることを快適に ~オクタゴンの床(オプション)~

避難生活では、多くの時間を座って生活します。そこで座ることを快適にするオクタゴンの床をご紹介します。
床はあったかくほどよい固さで、座ることを快適にします。体育館などの板の間では冷たく、身体への負担も気になります。
そして背もたれの機能をもつのは壁です。オクタゴンの壁は垂直で椅子の背もたれのように丈夫な壁です。長時間前にかがんで座る姿勢よりリラックスできます。キャンプテントではもたれて生活ができません。

避難生活が長期であるほど、よさを実感できるオクタゴンです。
*    床はオプションです。(標準ではありません)
        →床の詳しい説明はこちら

要援護者、自治体、福祉避難所、一般家庭、医療、ペット、 災害時に誰もが必要とするプライベートな
避難生活を提案をしています。
【オクタゴンに関するお問合せ】----------------------------------------------------------
株式会社 佐合木材
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